2017.10.31 Tuesday
錆びたボルト除去
JUGEMテーマ:自動車整備
1MZのフロント側のО2センサーの交換時に
エキマニの遮熱板のボルトが腐っていました。
恐る恐る緩めようとすると軽く頭が取れました。
ガーン、しかもフランジの部分は分厚く錆が酷そうです。
このボルトは、2枚の遮熱板を共締めにしている為に
何とかしないと、びびりまくりでとても乗れません。
覚悟を決めて、ラジエーターを外して触媒ごとエキマニ
を外しました。
フランジ部分のステーのナットも完全に逝ってそうなので
触らずに現状維持です。
なるべく部品を再使用します。
スタッドボルトも全部錆びの除去をし
メタルガスケットも錆びカーボン落とします。
問題のボルトです。
逆タップ全く動きません。
もうワンサイズ大きい穴を開けて再チャレンジ。
ラスペネ浸すこと1時間、ショック与えて、
でもダメです。
エキマニ20300円、交換したら楽だろうなあ。
甘い誘惑に負けそうになりながら、頑張ります。
6mmのねじ穴に、5mmの穴を開けました。
神業です。というか奇跡でした。
貫通して解ったのが、とんでもない腐食の巣でした。
錆が出てくる出てくる。
フランジは熱に強く硬い材質のために、タップで新しいネジが
切れません。
6mmではタップが折れます。
その為に、元のねじ山を生かして残っているボルトの金属を
一山ずつ削り取っていきました。
できたときには、ぐったりです。
整備の神様、ありがとう。
メーカーさん、これ塗っといて下さい。
将来のために、完全に他のねじ山修正して、
対策しました。
これで、次は大丈夫でしょう。
でもこのクルマは、V6でした。
もう片方のエキマニは、触媒一体です。
どうかO2センサーヒーター、断線しませんように。
オーナーは、愛を知る銀行のえらいさんです。
月末の閉めの忙しいときに、こんなことで電話できないので
勝手に進めてました。
事後報告になりすいません、またブログを見てご理解よろしくお願いします。